娘道成寺 蛇炎の恋

(C)2003「娘道成寺~蛇炎の恋」製作委員会
詩織は、当代一の女形である村上富太郎が特別に認めた唯一人の女弟子。彼女の双子の姉で洋舞のダンサー、遥香は、妹の自殺の謎に迫るために富太郎に近づき、彼の「娘道成寺」の踊りに魅せられる。そして、富太郎に弟子入りを果たすのだった。遥香に厳しく稽古をつける富太郎に惹かれていく遥香。しかし、富太郎を敬愛する弟子の秀次にとって遥香は邪魔者。彼女を遠ざるためにニュー女形の花丸の存在を教える。花丸はかつて富太郎のライバルだったが、歌舞伎界から大衆演劇に身を投じて絶大な人気を誇っていた。遥香は花丸から、彼と詩織と富太郎の尋常ならざる関係を知らされる。詩織が富太郎の前で彼に抱かれたというのだ。富太郎にとって詩織は、そして遥香は、女を知るための道具でしかなかったのだろうか。深まる謎と富太郎への断ちがたい愛に苦悩する遥香を、清姫の化身、銀鱗の蛇の幻想が襲う。芸にすべてを捧げてきた富太郎には、実は彼だけの秘密があった。ついにその真実が明らかになる。

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